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2012年11月13日火曜日

就活、11月は何をやっておくべき?

11月も半ばに近くなり、2014卒学生の相談が本格的に増えてきました。
特に『今、何をやっておくべきですか?』といった相談が多いので、少しまとめてみます。

やるべきことを考える上で、オススメの考え方は、逆算して考えること。

では、いってみましょー!

2013年5月GW~夏休み前
6、7割方の企業の選考が終息する。学生もそれにあわせて半数以上が就活を終える。

2013年4月初旬~5月中旬
大手企業を中心に内定出し。

2013年3月
就活繁忙期。選考に残っている企業の最終面接や、他の随時選考。この頃、大手(特にBtoC企業)を中心に祈られる事が多発するため、就活ブルーになる学生が多くでる。就活軸の再設定や、自己分析を再度行う必要に迫られることも。
 新しい企業を求めて、絞っていた業界以外を受け始める傾向が見受けられ、IT業界などが『文系でも就職して大丈夫』という認識が徐々に浸透し、人気業界となってくる。

2013年1月後半~2月
就活『最』繁忙期。後期テスト終了直後から、大手・ベンチャー・中小・中堅、全ての業態業種で最も【ES提出〆切】【説明会】【WEBテスト】【筆記テスト】【初期選考】が活発に行われる時期。
全てが同時にやって来るため、立ち止まって考える時間的余裕が非常に取りづらい。そのため、ESのための自己分析(自分の強みや、成功体験の振り返り、失敗体験の振り返り、他者から見る自分の特徴、ほかほか)や、業界研究、企業研究、筆記テスト対策などの時間も極めて取りづらい。
時間が固定される形のアルバイトは無くす、もしくは減らした方が無難。

2013年1月~中旬
テスト時期のため、大手はES提出のみが多い。しかし、ベンチャーは活発に選考が行われていたり、内定も積極的に出され始める時期。

2012年12月
1日にリクナビ、マイナビ、エンを始め大手就職サイトがグランドオープンを迎え、実質的な就職活動がスタートする。特に12月1日は一斉に説明会や、オープンセミナー(選考は伴わない任意参加のものを一般的に指す)の予約が受付開始となるため、就職サイトがアクセス過多によりサーバーダウンすることもしばしば。

個人的には、12月1日にエントリーや説明会の案内(主にメールで)が送られてくる企業は新卒採用に積極的な企業のため、聞いたことのない企業名であっても、エントリーや説明会に行く事をおすすめします。視野が広がりますし。

出来る限り【前倒し】で説明会などに参加することを強く薦めます。ちなみに、多くの企業は『初回セミナー』からの内定者比率が高いという振り返りもされています。(定量的なデータはありませんが、ボクの前職の経験から、人事および就職サイトの中の人間周辺では確かに認知されていました。)


2012年11月
なう。 人によっては既に内定(内定とは言われていなくとも『囲い込み』されていたり)が出ている。また主に外資系企業はES〆切済みだったり、選考が進んでいたりする。


以上の状況から、11月はしっかり時間のとれる事は最低限やりましょう。

【WEBテスト、筆記テスト対策】
SPIなどは学歴に比例しやすい≒反復でやれば点数が上がりやすい ので、全く対策しないのは相対的に非常にリスクが高いです。ノー勉強で一般的なSPIやSHLなどが出た場合、その企業を捨てたようなものです。

【ES対策】
簡単なものからテンプレートを作りはじめましょう。(例)あなたの強みは?など。  問題がわからない・・・!という方は、先輩に去年のエントリーシートを見せてもらうなどしましょう。先輩なんていないよ!という方はググりましょう。

【業界研究、会社研究などの下地になる『本』を読む】
本を読みましょう。ビジネス系のものを。社会人向けに発行され、年収高めの人が読んでいると言われる日経ビジネスやAERAやPRESIDENTなどの雑誌を読むと、社会の流行り廃りも素早く理解できますのでオススメです。

【OB/OG訪問】
12月は師走であり、社会人は年末の追い込みや、あいさつ回り、付き合いの忘年会などもあり、一年を通じてかなり忙しい月です。実際に働いている社会人に話を聞くことにより、ESなども具体的にイメージできるようになることがありますし、何よりも社会人慣れします。(面接官も所謂、同じ血の通う人間です。)
OB/OG訪問という形を取らなくとも、多くの社会人の考えを聞ける機会を設けたほうが良いかと思います。

【お金を貯めておく】
1月下旬~3月中はアルバイトを入れないほうが懸命です。今のうちに出来るだけ稼いでおきましょう。

【やりきれることはやりつくす】
サークルでも、学生活動でも、アルバイトでも、趣味でも、国家資格でも、研究でも、やり切ることが自分への自信につながります。今、一生懸命やらなければいけないことがあれば、上述したものとは矛盾しますが、就活対策は置いておいてやり切りましょう。就活において『語れる過去・経験』は最高に強い味方です。


ポイントは、先を見通して、『前倒し』で動くことがおすすめです。

もっと色々知りたい!という方は、
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そんなところで。ではでは。

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